石垣島北部のシンボル、マーペは、絶景の観光スポットです。
マーペ。名前だけ聞くと
何それ?
なんのことだかわかりません。
正式名は野底岳と地図には表記されています。
そう、山のことです。
地元ではマーペと呼んでいます。
↓海からみるとこんな感じに見えます。
なだらかな山並みにポツンと飛び出たとんがり山です。
遠くからみてもかなり傾斜のありそうな
とても険しそうな山に見えます。
でも実は、登山口から山頂までは20分程度で到着。
標高は282m。傾斜はそれなりにありますが、
お手ごろな山といった感じです。
先日、晴れた日に登ってみました。
山頂からの景色。
360度の展望です。
エメラルドグリーンの海は見渡す限り続いています。
抜けるような青空と海がどこまでも続いています。
眼下に広がる石垣島の山並みもきれいです。
今の僕なら空を飛べる!
そんな勘違いまでしてしまいそう(笑)
ちなみに山頂はとても狭い。
半径8mもないです。狭い。そして岩がごろごろ。
岩の上に座ってのんびり絶景を堪能。
岩の下を除くと
絶壁!!!
やっぱり僕は空を飛べません。(怖)
海からみてもあれだけのとんがり山ですもんね。
山頂も狭くて当然かもしれません。
それではマーペの由来をご紹介。
その昔、琉球政府時代に、行われた移住政策がありました。
黒島の道路を境界線としてどちらか片方をこのマーペの麓の
集落に強制移住させたそうです。石垣島の未開拓の土地から
年貢の増収を見込んでの政策だったそうです。
その中にいたのがマーペさんです。女性です。
マーペさんには、カニムイという将来を約束した彼氏が
いたそうですが、引き離され、この山の麓の集落に
移住することになりました。
マーペさんは寂しくなってはこの山にのぼり、
黒島の方をいつもみていたそうです。
そして最後は石になってしまったという伝説が
残っています。
それがこの山の名前の由来です。
ちなみに石垣島の伝説は、
最後、石になる方が多いです。
だから石垣島っていうんですね(笑)
この伝説から生まれた民謡のが
つんだら節
方言でつんだらは寂しいを
意味するそうです。
そして年に一回行っている祭りが
つんだら祭り
です。
この祭りのときには黒島からも
公民館長や黒島の民謡を歌ったり踊ったり。
にぎやかなお祭りとなります。
寂しい伝説が残る山ですが
頂上からの景色は絶景の観光スポットです。
少し登山に興味のある方は登ってみては
いかがでしょうか?
360度の絶景はおすすめです。
周辺情報等
アクセス
市街地、離島ターミナル、バスターミナルからレンタカー,車で40分
川平方面からレンタカー、タクシーで30分
空港からレンタカー、タクシーで30分
野底林道の中腹に登山口があります。
登山口は東側と西側の二箇所あります。
今回トライしたのは東側の登山口になります。
傾斜は急ですが、短い時間で登れるのが、
東側の登山口です。
駐車場
登山口入り口にちょっとした車を停める
スペースがあります。
登山時間の目安
登り20分程度
下り15分程度
その他
登山道は傾斜があり、
下りは滑らないように注意が必要。
危ない場所はロープもあります。
また登山道は狭く、一人が
通れるぐらいの道です。
暑くても長袖、長ズボンが基本です。
草木が長く、体に擦り傷がつき易いので
ご注意ください。
石垣島のイメージといえば海、離島、シーサーなどなどですが、
登山という観光スポットもおすすめです。
山に登れば、より一層、海の景色を楽しめるのも
離島ならではです。
ぜひお試しください!
ではでは
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