石垣島の海をシュノーケリング!今から海だ!気合を入れて海にドボン!
と行きたいところですが、その前、エントリー前に必ず行うことの一つ、皆さんご存じでしょうか?数あるチェック項目の中の一つとして、忘れてはならないものは、
マスクの曇り止めです!
もちろん、しっかり曇り止め塗ったし大丈夫!と思っていても、ご自分で持参されたマスク。
あれ?だんだん曇ってきている。。。
なんてことがあったりするものです!そして今までマスクが曇ったことはない!と断言している方も一度チェックしてみましょう!案外シュノーケリング初心者の方は、マスクが曇っていても、曇っていることに気づいていない。という場合も多かったりします!
比較するとわかります。レンズが曇っている時と曇っていない時の
見え方の違い!
今までがなんだったんだ!なんておっしゃる方も多いです!ということで今回はエントリー前にチェックしておきたいマスクのレンズ、曇り止め対策方法です。
まず、なぜマスクをずっとつけていると、曇ってくるのでしょうか?その原因はマスクの中と外気温の温度差で結露ができると言われています。
そこで、覚えておいてください!海に入る前、陸上でマスクを数分装着していた状態でマスクが曇ってくれば、
海に入ればさらに確実に曇ってきます!
それは曇り止めが効いていないということです。海に入れば曇りはなくなる。なんてことはほぼありません。
そんな時は海に入る前にもう一度、曇り止めを行いましょう!
そしてもう一度曇り止めを塗っても、やはり
マスクが曇る!
という方、その原因は、
ガラスに油膜がついています!
その油膜が原因で曇り止めの効果が発揮できない!というのがその理由です。でもなぜ?油膜が付くのでしょうか?その理由はマスクのスカート部分(肌に直接あたるゴムの部分)が原因です。
そのゴムから発揮した油がガラスに付着するからです。正しくは油膜ではなく被膜という表現になるそうです。
ではその油膜(被膜したレンズ)の取り除き方をご紹介します!
さんご礁の海からが実際にシュノーケリングツアーで行っている方法です。特に新しいマスクをご持参の方、そして半年、一年ぶりに使用するマスクを持参される方には、事務所で油膜取り作業を行う時があります。
そのやり方は、歯磨き粉!おすすめは、
アクアフレッシュです!
あっ、White&Whiteでも大丈夫です!余計な成分が入っていない昔ながらのオーソドックスなタイプであればあるほど、油膜が取れやすいように思います。(笹川個人の感想です。)
レンズの内側に歯磨き一回分くらい二か所につけて、
ごしごし!案外長めにごしごし、しっかりとこすります。
そしてさらに極めつけは、台所洗剤です!スポンジに付けて、ごしごしです。
おすすめの台所洗剤は、やはり余計な成分が入っていないものをおすすめします。例えば肌に優しいといった成分があると油膜は取り除きにくくなるように思います。ここも笹川個人の感想です。
最後は洗浄。しっかり洗いながしてください。そして、指でレンズを触ってチェックです!
キュキュッ!
と音がなって、ぬめりがなくなれば、油膜の除去は完成です!これだけきれいにすれば、曇り止めの効果が発揮されます。
※ちなみに歯磨き粉で油膜取りを行うのは、ガラスのマスクにしてください。フリーダイビング専用のプラスティック素材のマスクの場合、傷がついてしまう場合があります。
※またメーカーさんによっては歯磨き粉は効果に差があるので、クレンザーがおすすめとおっしゃっている方もいました。
動画でも油膜をとっているところをアップしています。ツアー動画と合わせてになります。興味ある方はご覧ください。
さぁそれでは、おすすめの曇り止めは?とご質問を頂くことがありますが、特にありません。なぜならば油膜をきれいにとれていれば、どんなメーカーの曇り止めでも効果を発揮してくれるからです。
でも油膜が残っていればどれだけ有効な成分が入っている曇り止めでもやっぱり曇ってきます。マスクのレンズの油膜除去、これが重要なんです。
人は陸の生き物。それが海に行く!となれば、やはり必要な装備というのは増えてくるものです。その中で視界を確保するマスク。それはとても重要な器材の一つです。
そしてマスクの曇り対策として重要なことは、ガラスの油膜を取り除くこと。油膜がついている状態では曇り止めは効果を発揮できません。
新しいマスク、そしてしばらく3か月、6か月と使用していないマスクを使用する際は、やはり油膜をしっかり取り除いてから曇り止めを使いましょう!
その為に必要な曇り止めの対策方法のブログでした。