さんご礁の海からは石垣島でシュノーケリングショップを行っております。少人数(4名様)で行っているツアーのため、初めての方から初心者さん、マスクデビューに向けて気合十分のお子さんや、三世代で海を楽しみたい!というシニアの方。はたまた、ベテランさんなどなど、いろんな方々にご参加頂いております!
その中で、よく伺うご質問に、
初めてでも大丈夫ですか?
不安がいっぱいです!
泳げないのですが。。。
等々、ご予約時にカミングアウトされる方がいらっしゃいます。もちろん、大丈夫です!少人数で行うツアーは十人十色のサポートをさせて頂きます。
ただ、初めての方でも数回経験のある方でも、海に対して不安やストレスというのは大なり小なりあるというものです。
そこで、お客さんを海にご案内した時、安心してシュノーケルをするにはチェックリスト、
これができていれば、大丈夫!海を楽しめる!
といったポイントを簡単にご紹介です。まずはチェックリスト、皆さんの状況はいかがでしょうか?眺めてみてください!
もちろん、項目を思いつく限り羅列しようとすると、その項目は数多くなりすぎてしまいます!ざっくりとしたところのみですが、ご覧ください。
いかがでしょうか?ちなみに一つでもチェックが入った方は、
笹川の出番でございます♪
いえ、何も笹川である必要はありませんが、サポートが必要となるインストラクターの方と一度一緒に潜ってみる必要がありそうです。そうそう、皆さん、一度は海で泳いだことがある方ほど、実感されていると思います!
我流でもできるシュノーケル!
でも正しい装着、正しい知識があれば、
もっともっと、海を楽しめます!
ちなみに上記項目は、笹川がお客さんとご一緒に海に行ったときにより快適に楽しんで頂けるように、そしてトラブルの事前回避として、お客さんの様子を見守るチェック項目といったところです。
つまり、これが全部、できていなければならないなんてことはまったくありません♪
あくまでレジャーです♪海、サンゴ、お魚さんを楽しむためには、このチェックはができれば大丈夫といったリストです。
それではそれぞれの項目をもっと詳しく見ていきましょう!
マスクの装着
マスクを何気に装着される方はとても多いです。でもいろんなお客さんと海に行っていて、思うことは、
マスクの装着って、とっても繊細なんです!
マスクストラップ、極度が強く締めると逆に水が入ってきます。そしてストラップの後頭部の位置。ちょっと移動するだけでも水が入ってくる場合、ピタッと止まる場合があります。
そして何より、いろんなメーカーさん、十人十色の顔の形に合わせて設計していますが、やはりどうしても入ってくるという方もいらっしゃいます。だからこそ、正しい装着をしっかり心がけましょう!
メーカーにもよりますが、さんご礁の海からがお客さんにお伝えしているチェックポイントは三つです。
マスクストラップの後頭部の位置、
①耳にかからない程度の位置。
鼻の下には少し隙間をいれるようにしましょう!
②ブタっ鼻厳禁!
鼻の横に隙間ができて水が入りやすいです。
③前髪、一本たりとも許してはなりません!
です。
シュノーケルの咥え方
そうそう、口に入れればよいだけでしょ!とおっしゃっる方も多いです。でも海にドボンと入って、顔をつけてみる。そうすると、口に水がいっぱい入ってきた!なんて経験ないでしょうか?案外、間違った咥え方をしている方いらっしゃいます。コツは、噛む場所。そして軽く噛むだけ。
重要なのは、マウスピースを唇でしっかり覆うこと。隙間ができると、水が入ってきます!
海を楽しむの基本中の基本。この装着をしっかりマスターしているからこそ、安心して楽しめるといものです♪
より快適に楽しくシュノーケリングをするためのコツ(シュノーケル編)
まずは海に入ったら、足がつく水深、つかない水深にかかわらず、ぷかぷか浮いてみましょう!顔を海につけて、背中、お尻を浮かせてみます。うつぶせの状態です。
そこから入水チェックです!足も手も動かさない。顔をつけた状態で10秒以上キープです!
呼吸、息が苦しくない。
まずは呼吸がしっかりできるかどうかを確認してみてください。
息が苦しい!
という方は、呼吸を止めている場合が多いです!これって案外、本人は気づかないパターンが多いです!そして呼吸をしても苦しい場合は、浅い呼吸を繰り返しています!
そんな時のワンポイントは、
肺の空気を全部、出し切ってから吸ってください。
これが重要なポイントです。深呼吸の要慮ですね!でも苦しく感じる方には、そんなことはわかっているけど苦しんだ!となっています。やはり浅い呼吸をしているんですね!
まずは、しっかり呼吸ができる器材と正しい装着をできていることの確認を含めて、思いっきり呼吸をしてみてください!
マスクに水が入らない。
次は、マスクに水が入ってこないかどうかの確認です。これはインストラクターでもとっても不快に感じてしまいます。お魚さんを探そうとしているのに、屈折の加減でよく見えない!すぐに抜きたいですよね!その入ってくる原因のほぼ9割は、
正しい装着ができておりません!
もちろん人によっては気にならず、そのまま泳ぎ気ってしまう方もいますが、それがきっかけでパニックになってしまうと大変です。しっかり対処したいですよね!ちなみに顔をつけた状態でマスク内の水を抜く、マスククリアという方法もあります!
シュノーケルに水が入らない。
こればかりは、超ストレスです!海水を飲み込んで苦しくなってしまいますよね!シュノーケルの筒に水が入ってくる箇所は二か所しかありません!それは、マウスピースの回りと筒先です。
ではその理由は、
正しい咥え方ができていない!
そう口元から入ってくるのは油断して、マウスピースを唇でしっかりホールドできていない場合です。シニア、お子さんに多い場合です。そして筒先がから入ってくる場合は、
泳ぐ時の頭の角度です。
真下を向きすぎていると、筒の上から水が入ってくる場合があります。これは案外皆さんご存じなかったりします。あとは波のコンディション。波があれば頭の角度はとても重要です。
でも正しい頭の角度をすれば、ほとんど水が入ってくるとはありませんからね!
もちろん、顔をあげることなく筒の水を抜く方法、シュノーケルクリアという方法もあります。
呼吸の乱れがあるかどうか
マスク、口に水が入らないかどうか
エントリー直後の入水チェックでトラブルがなければ、呼吸の乱れ、マスク、口に水が入る場合の原因は、簡単です!
フィンキックが速い!
呼吸が乱れると、苦しくなって鼻で息を吸おうとする方がでてきます。それをするとマスクに必ず水が入ってきます!そして口に水が入る場合はやはり頭の角度です。ついつい真下を泳ぐお魚さんを眺めていたりすると口に水が入ってきたりしますね!
こんな時のアドバイスは、
全身の動きはストップ!
まずは呼吸を整えましょう!そしてフィンキックのペース、コンディション、ショップのスタイルにもよりますが、
5回バタ足、3秒動きを止めて休憩。
これくらいにゆったり泳ぐことを意識ましょう!
呼吸の乱れがなくなってきたら、ほーらほら、皆さん水中世界に没頭です♪
周りを見れているか?
体の疲れはないか?
足のつり等はないか?
海を楽しめているか
もうここら辺になると個人の体力差、筋力差、そして海のコンディションによって大きく左右されてくる範囲です。ただ、泳いでいると急に人にぶつかりそうになった!なんてことないでしょうか?そしてショップツアーにご参加であれば、ガイドがどこにいるのかわからなくなった!なんて場合ありませんか?
そうそう、これも水中、器材の特徴の一つではないでしょうか?マスクを装着するととっても視界が狭くなります。
写真のように両手で目の周りを囲ってみてください。これがマスクの視界となります。さらに少し目線を下にずらせば、
まったく周りが見えなくなります!
そこでシュノーケリング中、頭全体を使って、左右に動かす。こうしないと回りを見渡すことができないんですよね!でもこの動き方、視界の確保の仕方、習慣がつけば、
もっと新しい発見がいっぱい!
海が楽しくなることは確実です!そして最後にベテランシュノーケラーとは?水中に対して、不安を感じることなく、思いっきり楽しんでいらっしゃる方ですよね!その為には、基本をしっかり押さえましょう!
今回のブログは、快適にシュノーケリングを楽しむためにちょっとしたチェックリストのご案内でした。やっぱりちょっと不安があるという方はぜひぜひショップツアー、そしてインストラクターに基本を教えてもらうことをおすすめします。
もちろん、さんご礁の海からにご参加頂ければ、初めての方、初心者の方にしっかりサポートさせて頂きます!これから石垣島にご旅行予定の方、ぜひぜひ、お問合せください!水中世界をご案内致します。