シュノーケリング用のフルフェイスのマスクってどうでしょうか?

というご質問、ここ数年で増え始めてきたように思います。新しく出てきたものにはやはりトライしてみたい!でも安全度はどうなの?いろいろ気にあるところがあると思います!
さんご礁の海からは石垣島のシュノーケリングショップです!シュノーケルインストラクター歴15年の個人的な感想ブログです。
※今回のブログはシュノーケリング用フルフェイスのマスクでありダイビング用フルフェイスではありません。
これから海に行ってシュノーケリングをしたい!という方いらっしゃるのではないでしょうか?その時に
まずはマスク!
とお考えの方、今回のブログをご覧ください♪ブログ冒頭で結論から申し上げますと、
フルフェイスのマスクはまだ発展途上の器材
といった風にとらえております。もちろん、さんご礁の海から、スタッフ笹川の感想としてご参考ください。(ブログアップ時、2021年9月現在)
フルフェイスマスクを着用されたお客様のシュノーケリング動画、よろしければご覧ください。
まずはマスクとフルフェイスのマスク。それぞれ形状を見てみましょう!
現在、一般的にシュノーケルで使用するマスクはこんな形です。

おでこから鼻下まで覆うタイプです。ハーフマスクと言ったりするそうですが、海で使うマスクといえばこちらのタイプをさすことが一般的です。そして筒状のシュノーケルについているマウスピースを口で咥えて呼吸をします。

特徴は鼻で呼吸ができません。100%口呼吸が必要です。
マウスピースを咥えることにより、水面にでた筒先により顔をつけながら呼吸をし続けることが可能です。
嘔吐反射(口に異物が入ると、吐き気をもよおしてしまう方)や小さなお子様には抵抗を感じる方が多いです。
対してここ数年登場してきたフルフェイスのマスクは顔全面を覆うタイプです。

おでこから顎まで。顔全体を覆っています。
マウスピースを咥える必要はなく鼻、口、両方で呼吸が可能です。
視界も広いと言われています。
しゃべりながら楽しむこともできます。
それぞれの特徴を見ると、
フルフェイスマスクがとってもよいのでは?
と思う方も多いかもしれません。
ただ、フルフェイスマスクをご持参されたお客様の様子を見ていると、
まだ発展途上の器材
といったところが率直な感想です。
過去のツアーで、フルフェイスマスクを持参された方々、10名中2名がツアー最後まで使い切ることができましたが、残り8名は通常のハーフマスクにチェンジしました。
途中からフルフェイスマスクに切り替えた理由は、
1.いろいろ試してみても水が入る。
→やはり人それぞれの顔立ちに合わせた形状、設計がまだ出来上がっていないように感じます。
2.呼吸が苦しくなる
→運動量が増えてくると呼吸量も増えてきます。マスク内の空気の換気設計。メーカーによる差はあるものの改良の余地があるように思います。
3.マスクの曇りが激しい
→ハーフサイズでも曇り止めが必要です。面積が倍。そして内部のちょっと複雑な構造、曇り止めをくまなく塗るのが難しい。
つまり、ハーフマスク、半分のサイズでも長年の改良をくわえて現在の完成度となっています。全面になるとより難しい。
まずは考え方として、心にとめておいてほしいことは、
人間は陸の生き物。
それが水中世界に行くとなれば、やはり特殊な装備が必要です。
その中で昔からあるのがハーフマスク。これを装着すれば水中を覗きながら呼吸ができるという画期的な器材であります。そしてメーカーさんの長年にわたる改良で現在のハーフマスクは、
十人十色の顔の形にほぼ合わせた形状。
が出来上がってきています。正しい装着をすれば、ほぼ、水が入ってくることありません。ただ、正しい装着、それなりの使い方が必要です。間違えた使い方をすればマスクに水が入って来たり、呼吸が苦しくなったりするものです。
それが顔全体を覆うフルフェイス。ハーフサイズの二倍となります。となるとよりマスクの設計というのは難しくなってしまいます。
ただ、10名様中2名様、ぴったりフィットした方は、
とっても快適!

に水中世界をお楽しみ頂いておりました。その点をこれから改良がすすめば、これからに期待したい器材ではあります。
機能面を見れば、フルフェイスマスクはとても魅力のあるマスクではありますが、まだ歴史の浅いシュノーケリング用フルフェイスマスクです。十人十色の顔の形に合わせての設計が不十分におもいます。
今後フルフェイスマスクに頑張ってほしいところとしては
1.十人十色の顔の形に合わせ切れていない
2.呼吸量の調整が難しい
3.曇り止めの面積が多い
そして最後に使用する器材には少しでも不安、ストレスがないものであってほしい。それはきっとすべてのシュノーケラーにとっては切実な願いの一つであるかもしれません。
ただ、そこは海。自然の中。人間が普段いけない場所です。そんな特別な場所にいくのですから、自然そして器材に人が歩み寄る。という姿勢があってもよいと思います。だからこそ、人が水中世界に対して、尊敬の念をもって接することができるかもしれませんね!
さんご礁の海からのシュノーケリングツアーに関してはフルフェイスのマスクを持参して頂いてのご参加、もちろん大丈夫です。
(レンタル器材にフルフェイスはございません。ハーフサイズのみです。)
ツアー中にハーフサイズのマスクに切り替える可能性があることを前提としてご持参頂ければと思います。
そしてやはり通常の水中マスク。どうしても使い方がわからない。基本を押さえてシュノーケリングを楽しみたい!という方は、さんご礁の海からのシュノーケルツアーにご参加ください。
Q1. フルフェイスマスクは安全ですか?使っても大丈夫ですか?
A. 一概に「危険」とは言えませんが、
現時点では十人十色の顔の形、筒の太さ、長さによる
換気性能に大きなばらつきがあり、
まだ発展途上の器材というのが率直な印象です。
水が入りやすい、呼吸が苦しくなる、
曇りやすいケースもあるなど。
使用する場合は途中でハーフマスクに切り替える前提でご参加ください。
Q2. なぜフルフェイスは水が入りやすいのですか?
A. 顔全体を覆う分、密着させる面積が広く、
十人十色の顔の形に完全に対応しきれていないことが
大きな理由のように思います。
ハーフマスクは長年の改良でフィット性が高まっていますが、
フルフェイスは歴史が浅く、まだ改良の余地があると感じています。
Q3. 呼吸が苦しくなるのはなぜですか?
A. 運動量が増えると必要な呼吸量も増えますが、
フルフェイスはマスク内部の空気循環(換気)設計にメーカー差があり、
十分に追いつかない場合があります。
そのため、泳ぎが増えると息苦しさを感じる方が出てきます。
Q4. フルフェイスは曇りやすいですか?対策は?
A. はい、曇りやすい傾向があります。
ハーフマスクよりも面積が広く構造が複雑なため、
曇り止めを均一に塗るのが難しいというのも一つの理由だと思います。
Q5. ツアーにフルフェイスマスクを持参しても良いですか?
A. はい、持参して頂き、ご利用頂いても大丈夫です。
ただし、途中で水漏れ・曇り・呼吸のしづらさが出た場合は、
通常のハーフマスクに切り替えていただく
可能性があることをご理解ください。
なお、当店のレンタルはハーフマスクのみです。
少人数(4名様まで)で行うツアーです。しっかりサポートで石垣島の海をご案内しております。
お気軽にお問合せください。

少人数でのツアーのメリットは、不安を海にもっていかない!リクエスト、要望も含めて、スタッフと共有!気さくに会話をできるツアーの雰囲気作りが笑顔いっぱいツアーの秘訣です。
きれいなお魚さん、サンゴ群落を案内しながら、エメラルドグリーンの海を楽しめます。
少人数ツアー(4名様)は笑顔いっぱい、その理由は?
ただ、ぴったりサイズの合ったフルフェイスマスクの快適さはとても素晴らしいです。トライしてみる。そして難しそうであればハーフマスクに切り替えて楽しみましょう!